デンマーク、春の思い出の味

#ヨーロッパ #暮らし #パイプなこ

2022/05/25318 Views

writer:パイプなこ
ライター・編集者。編集プロダクションで仕事をしたのち、イギリスで生活。現在は日本に帰国し、NPO「みんなのことば」にて子どもの芸術支援を軸に、フリーランスで活動中。

デンマークでも新緑がまぶしい季節となりました。

今回は、デンマーク在住のティナから届いた、春の便りをご紹介します。

花々に囲まれた玄関ポーチ

長く寒い冬が去り、デンマークにも春がやってきました。
さわやかな風を感じながら自転車を走らせれば、キラキラと輝く新緑が眩いばかりの美しさです。

デンマークでは室内にお花や植物を飾るのはもちろんのこと、玄関先に花を植えたり鉢植えを並べてコーディネートするお家を多く見かけます。

通り道に面している玄関は、人々の視線が集まりやすいところ。
だから玄関周りをきれいにガーデニングしているお宅は、とても魅力的です。
とくに春の花々で囲まれた玄関ポーチは、とても目を引くとともに、訪れた人の心も明るくしてくれます。
小さな面積でできるガーデニングなので、初心者にもオススメです。

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祖母の優しい思い出の味

そして、春になると、かならず思い出す食べ物があります。

幼い頃からおやつの時間に楽しんできたバターミルクのホーン。
祖母が作ってくれたこのホーンを、さわやかな緑に囲まれた庭でよくいただいていました。祖母と私の大切な思い出です。
だからこの時期になると、思い出のたくさんつまった祖母のレシピでバターミルクホーンを作りたくなるのです。

作り方は簡単!材料もすぐに手に入るものばかりです。
ぜひ、試してくださいね。

生地の材料
・バターミルク 200ml(牛乳200mlにレモンの絞り汁テーブルスプーン1を加えたものでも代用可)
・ドライイースト テーブルスプーン1
・植物油 25ml
・砂糖 テーブルスプーン 3
・小麦粉 300g

フィリングの材料
・マジパン 50g
・砂糖 50g
・バター 50g

手順
1 生地の材料を柔らかくスムーズになるまで、よく捏ねます。私はパンこね機を使って中程度のスピードで10分ほど捏ねます。
2 フィリングの材料を柔らかくなるまで混ぜます。
3 めん棒で生地を丸く伸ばし、中心から三角形を作って8つに切り分けます。切り分けた三角形の生地にフィリングを入れ、外側から内側に向けて巻き、ホーンを作ります。
4 巻き上がったホーンをクッキーングシートを敷いた天板に乗せ、30分膨らむまで寝かします。
5 卵と牛乳を混ぜ合わせたものをハケでホーンの表面に塗り、お好みで刻んだアーモンドとヘーゼルナッツをのせ、200度に温めたオーブンで、表面が黄金色になるまで12分焼きます。
*フィリングを巻き込むとき、生地の両端を少し持ち上げると、フィリングがはみ出しません。

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コーヒーや紅茶と一緒に召し上がれ

緑のお庭にテーブルとイスを出し、一息入れながら紅茶やコーヒーと一緒にバターミルクホーンを楽しむのもよいかもしれません。

本格的な暑さがはじまる前に、ぜひトライしてみてくださいね。

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