デンマーク流、自然を感じる暮らしかた

#ヨーロッパ #暮らし #パイプなこ

2022/01/23284 Views

writer:パイプなこ
イギリス人の夫、息子と一緒に英国と日本を行ったり来たり。編集・ライターとして欧州の緑豊かな生活と日常をいろいろ発信している。

ホリデーシーズンあとにやってくる1月。
寒さも暗さもまだまだ続くなか、大きなイベントもないこの時期だから、デンマークでは家で過ごす時間を大切にします。

今回は、そんなデンマークに住むティナから、家についての話題をお届けします。

心地よく暮らせる空間づくり

デンマークでは、自然を感じながら暮らすことを大切にしています。
だから住まいには、外の環境に寄り添い、心地よく暮らせる空間づくりが欠かせません。

たとえばインテリア。
壁紙やクッションのテキスタイルに自然をモチーフにしたものを使ったり、窓際にはお花を、そして部屋の隅には鉢植えを置くなど、室内にいながら自然を感じるエッセンスをたくさん取り入れます。

緑がインテリアの一部にあると、心が落ち着くだけでなく、人々の気持ちを明るくしてくれる効果があるから、北欧の生活には欠かせないインテリアテクニックになっているのです。

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テーブルの上に、野原から摘んできたお花を飾るのもポピュラーです。
冬の間は花束を買いますが、食卓にお花があるだけで、食事のときはもちろん、部屋に入ったときに明るい気持ちになるためか、家族みんなの笑顔が多くなるといいます。

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室内を明るくする工夫

北欧の住まいには、緑を取り入れることに加えて、室内を明るくする工夫があります。

たとえば白い壁。
日照時間の短いデンマークでは、白を基調とした内装にすることで、外からの光を反射させ、部屋を効率よく明るくします。
この白い壁がインテリアに取り入れた緑の鮮やかさを、より一層引き立ててくれる効果も。
冬の長い北欧ならではの知恵なのかもしれません。

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温かい空間づくりには欠かせない、照明にもこだわります。
食卓のペンダントライトから、間接照明としてのスタンドライトまで、快適な空間にぴったりの照明器具を使い分けて楽しみます。

窓際に置くキャンドルもスタンダード。
やわらかい灯りで家族の団欒を温かく、そして明るく包んでくれるのです。

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自然とともに厳しい冬を豊かに過ごす

デンマークの暮らしには、自然とともに厳しい冬を豊かに過ごすエッセンスがたくさん。
自然をモチーフにしたテキスタイルを使ってみたり、テーブルに小さなお花を飾ってみたり。

日本でもちょっとしたインテリアの工夫で、日々の暮らしをより明るくしてみてはいかがですか。

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