アザミネーゼの丘

あざみ野駅からたまプラーザ駅へと続くなだらかな坂には、多くの瀟洒な建築物が並びます。
街路樹の間からセンスの良いショーウィンドウを覗かせるフレンチレストランやブーランジェリーが1階部分に入居し、まるでヨーロッパを散策しているような気持ちになってきます。
坂を上がった先のモンスーンカフェや壱語屋、たまプラーザテラスでは、多くのマダムがランチを楽しみ、街に優雅な雰囲気を与えているようです。

その坂の中ほどに建つのが今回の物件。
下層に向かって次第に幅が広がり、立派な門を堂々と構える様は、まさにレジデンスと呼ぶにふさわしい外観。
住むことが誇りとなるような雰囲気を感じます。

エントランスホール

メインエントランスを抜けるとあらわれるのは、まるでリゾートホテルのようなゴージャスなホール。
目の前にはアーティスティックなオブジェが立ち、一面に並ぶ大きな窓の向こうには、美しい植栽を携えた水場が佇みます。
右手にはサービスカウンターが備えられ、コンシェルジュがにこやかに微笑んでいます。
住む人の心を満たす、あらゆる仕掛けが存在しているようです。

共用部分

駐車場やゴミ置場など、共用部分の周辺には管理スタッフのための扉がいくつか存在し、何人かの管理人が忙しく動きながらも、にこやかに挨拶をしてくれます。
とても気持ちの良い雰囲気が、美しい状態を維持された駐車場や中庭に反映されているような気がします。

（写真上）駐車場
（写真下）中庭

ルームエントランス

ルームエントランスは、広めのアルコーブと吹き抜けによってゆとりのある空間に仕上がっています。
個室の窓を高い位置に設けた上、頑丈そうな縦格子を備えているのが印象的。
外部の侵入を考慮した防犯性の高い設計です。

玄関

部屋の中は、メープルと白の明るく清潔感のあるインテリア。
玄関タイルにあしらわれた大理石が、全体にワンランク上の印象を与えます。
奥からは出てくるのは、やはりバラと紅茶が似合いそうな貴婦人といったところでしょうか。

LDK

LDKは15.5畳。
6畳の和室を開放すると、合わせて21.5畳の大きな空間になります。

特徴的なのは、部屋の中央にキッチンが配置されていること。
自ずとダイニングスペースがキッチンカウンター前になるため、リビングと和室が分離され、それぞれが独立した役割を果たすことになります。

最近の間取りはリビングと和室を隣接させ、大空間での使い方を提案することが多いのですが、実は個室としては使いづらい一面もあります。
私個人の意見ですが、それぞれの空間で過ごす時間にプライベート性を持たせるためには、リビングと和室は離れている方が良いように思っています。
部屋の幅が広い、ワイドスパンだからこそできる設計ともいえますね。

キッチン

キッチンは戸建仕様の幅広タイプで、背面に備えたカウンターを含め、たっぷりと作業スペースを確保しています。
本体の抽き出し部分に加えて、吊戸とカウンター下にもスペースを設けているため、収納に困ることはなさそうです。
年数を経過しているためやや使用感はありますが、クリーニングにより美しい状態を維持しています。

螺旋階段

いよいよこの部屋最大の見せ場にやってきました。
リビング脇に備わる、ルーフバルコニーへの螺旋階段です。

存在するだけで特別な印象を与える螺旋階段ですが、部屋に立体的な広がりを加え、空間全体を広く、開放的に感じさせる役割も果たしています。
さらに、上階の大きな窓で覆われたペントハウスからは、太陽の光がたっぷりと入り込んでくるため、部屋が明るく気持ちの良い空間に。
リビングとの接続部分には、全開口可能な折戸がついているため、閉めることにより冷暖房効率をあげる工夫も施されています。

ルーフバルコニー

屋上のルーフバルコニーはなんと54.76㎡。
もはやマンションの一室に匹敵する広さです。

周囲には遮るものが何もなく、空が広く続いています。
曇っているのがとても残念ですが、晴れた日には富士山が望め、多摩川の花火大会もプライベートスペースで楽しむことができるようです。

できれば緑でいっぱいの空間に仕上げたいところですが、広すぎるのが逆に難点。
台風などの影響も考慮すると、少々お金がかかりますが、プロに相談をしながら進めるのが良いと思われます。

バルコニー

リビングに接続するバルコニーは10.13㎡。
大きくはありませんが、幅が確保されているため、小ぶりなプランター栽培を楽しむことができそうです。
和室前にコンパクトなチェアと棚を設置して、小さなハーブガーデンなどが良さそうです。

サニタリー

キッチン同様年数を経過しているため、やや使用感はありますが、クリーニングにより美しい状態を維持しています。
洗面室は収納スペースを備えた広々とした空間になっています。

個室

北側5畳の個室は、防犯対策のため、窓が高い位置に設計されています。
低い位置にはガラスブロックを設置し、防犯と明るさを両立する工夫も施されています。

【スタッフのひとこと】
こちらの物件はいかがでしたか？

たまプラーザとの中でも、この特別な地域はなかなかお目見えするものではありません。
美しい街路樹とお洒落な店舗が立ち並ぶ雰囲気を、ぜひご自身の目で確認してみてください。

お部屋は多少のリフォームにより、さらに素晴らしい状態に生まれ変わるように思います。
まずは現地を確認し、リフォームについてもご相談ください。

アザミネーゼに憧れのある大人のご夫婦、子どもを美しい環境の中で育てたい美意識の高いご家族に。

ぜひ、一度見学されてみてください！