イギリスの新築住宅と庭

#ガーデニング #ヨーロッパ #暮らし #パイプなこ

2022/11/23835 Views

イギリスのエディンバラ郊外は、新築ラッシュ。
今回は、そんな新しい住宅を購入したJoanna Pawlikowskaさんから、イギリスの住宅とお庭について紹介していただきます。

エディンバラの住宅事情

スコットランドの首都エディンバラ。
その歴史はとても古く、中世の面影をそのまま残す旧市街と18世紀に作られた新市街から構成され、ふたつの街並みが作り出すその美しさから世界遺産にも登録されています。

でも、街中には新しい建物が少なく、住居のほとんどが今も古い建物のまま。
そのため物件数が限られているのが難点で、戸建はもちろんのことアパートを探すのも至難の業です。

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でも最近、その問題を解決するために郊外に新築の建売住宅が多く建設されています。

私たちが引っ越した家もそんな住宅のひとつ。
エディンバラの中心街から少し離れますが、通勤圏内の場所に庭付きの家を購入しました。

選んだのはセミ・ディタッチドハウスと呼ばれる家。
イギリスではとても一般的な、2軒がつながっている建物です。

このタイプの住居は壁をとなりと共有することで建築費が安価に仕上がる、また、おとなりの熱も共有できるので暖かい、というのがメリットと言われています。

でも家がつながっているといっても、隣接した家の音などはまったく聞こえません。
だから、一軒家に住んでいるのとほとんど変わりない生活を送れます。

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イギリスの庭

イギリスの家には前庭と裏庭があります。

前庭は玄関側のお庭。
こちらにはもともと芝が張られていたので、手入れが簡単!
ベンチを置いたり、鉢植えの草花を置いて楽しんでいます。

そしてこの前庭にはかわいらしいお客様がときどき訪れます。
うさぎです。
私はうさぎが大好き!庭の草を食べに来るうさぎを眺めるのが、最近の楽しみになっています。

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裏庭と呼ばれるのは、家の奥にある庭。

こちらは前庭と違い、問題が山積み。
購入時はガーデニングを楽しむには、ほど遠い状態でした。

まず、庭に傾斜が1メートルもあり、この傾斜を平らにする必要がありました。
解決策として壁に沿ってコンクリートで擁壁になるものを作り、そこにスキップと呼ばれる廃棄用コンテナ4つ分の土を入れ、庭の高低差を無くしました。
そして、その上に堆肥の一種の50kgの土を6パック分乗せて庭の基礎を作るという行程を経て、やっと平らな庭に近づけることができました。

でも、まだもうひとつ、大変な作業が…。

それは雑草との戦いです。
家を購入したときの庭は一面雑草で覆われている状態。
除草剤なども使用しましたが、長さ18m、幅6mの庭をひとりで日々草むしりするのは本当に骨が折れる作業で、とっても大変でした。

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楽しみな庭時間

とは言え、なんとかやっとゴールが見えてきた私たち家族の新しい庭。
秋から冬の間に草の種を植える予定です。

来年の春には青々とした芝生の上で、ゆっくりとした時間を楽しむことができれば、と思っています。

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