周辺

「宮前平」駅をあとに住宅街を進むと、「宮前区役所」の横を抜け、やがて大きなケヤキの街路樹が並ぶ通りに入ります。
そこは一帯に約1,000戸が集う、大型団地のメインストリート。
広い道路に歩道が敷設され、ゆったりと、落ち着いた雰囲気が漂っています。

春先には、エリア全体がケヤキの豊かな緑で包まれます。
ブランコや砂場がある「向ヶ丘公園」や「向ヶ丘緑地」も近く、自然を身近に感じながら、子どもと一緒の散歩を楽しむこともできるでしょう。

物件からはバス停が近く、田園都市線「鷺沼」駅へも10分足らずでアクセスします。
ユニークなのは、高速道路を走る高速バスのバス停も近いこと。
天気のよい休日の朝、思い立って気ままなバス旅も楽しめそうですよ。

（写真上）ケヤキ並木が連なるメインストリート
（写真下）緑あふれる初夏の風景

外観

青空の中に美しく映える、白一色のシンプルな外観。
1972年建築のいわゆる”団地”となりますが、耐震適合証明取得の実績がある、レッキとした鉄筋コンクリート造の建物です。

部屋は5階建ての最上階。
建物同士が植栽スペースで離れているため、光と風をしっかりと取り込み、快適な時間を過ごすことができそうな環境です。

一点、この物件にはエレベーターが付いておりません。
”5階の上り下りくらいがちょうど良い運動になる”と考えられる、健康的なファミリーのみご検討くださいませ。

玄関

扉を開けると視界に飛び込んでくる、無垢床＆塗り壁の美しいデザイン。
シューズボックスの代わりにオープンシェルフが用意され、広々と、開放的な空間を演出しています。

この美しいデザインを損なうことのないよう、お気に入りの靴だけを並べ、そのほかの靴は室内の豊富な収納スペースに持ち込むのがオススメです。
空いたスペースにアートや雑貨、「へデラ」などのつる性植物を配置することで、より一層デザイン性の高い空間が完成しそうです。

リビング

リビングの床は、木目がさまざまな表情を見せる、無垢のウォールナット貼り。
南面の窓から差し込む光で、神々しいほどの輝きを放っています。

部屋にはエアコンが付いていないのですが、冬でもふわりとあたたかい空気を感じます。
たっぷりとした陽だまりにより無垢床が熱を蓄えること、サッシを高性能のものに変更したことがその要因になっているようです。

東側の壁には、足場板を利用した造り付けのリビングウォール。
棚が可動式なので、玄関同様お気に入りのものをセンス良く並べ、美術館のようにスポットライトで照らしてあげましょう。

無垢床＆塗り壁には、やはりナチュラルテイストのインテリアがマッチしそう。
ファブリックソファや無垢材のテーブルをブラウントーンで揃え、ガラスやアイアン素材の小物を加えることで、やわらかすぎない、洗練された空間が完成するでしょう。

ダイニングキッチンとの仕切りが設けられていないので、レースカーテンなどで空間を分けることで、より快適性が向上するように思います。

反対の西側壁にも、大きなウォール収納が造り付けられています。
こちらは一枚の足場板をデスクの高さに調整して、ワークスペースに仕立てるのがベストプランでしょうか。
それ以外の棚には仕事関連の本や書類を並べ、必要なものをすぐ取り出せる、快適なスペースに。
壁際にプリンターやシュレッダーも設置できるため、個人事業や自営業にも向いているように思います。

バルコニー

部屋全体の南側を覆う、11.75㎡のバルコニー。
前面に低層戸建てのみが並ぶため、目の前に大きな空が広がり、のびのびと開放的な雰囲気です。

バルコニー手すりが格子状のため、光と風が遮えられることもありません。
しっかりと光が当たる環境を利用して、ちょっとしたガーデンスペースをつくれると良いですね。

突き当たりに物置も用意されているため、土やプランターなど、ごちゃつきやすいガーデニンググッズもすっきり収納することができるでしょう。

（写真）棚付きの物置スペース

キッチン

7.6畳のゆったりとしたスペースには、オールステンレスのフレームキッチンが鎮座します。
余分なものを削ぎ落としたシンプルなデザインが、無垢床の美しさを一層引き立てているように感じます。

次に目に留まるのは、壁に造り付けられたステンレス素材の食器棚。
知る人ぞ知るパリのライフスタイルブランド「ツェツェ・アソシエ」のインディアンラックで、今や生産中止となったこの製品を、ライフスタイル上級者たちが血眼になって探しているとか。
手作り特有の歪みやしなりがアンティークのような雰囲気で、壁に設置するだけでおしゃれなカフェ感が漂う人気のアイテムです。

最近はLDK一体の間取りがほとんどですが、ダイニングキッチンとリビングとを分けることで、調理〜片付けまでの効率が良くなったり、リビングを常に美しい空間に維持できたり、さまざまな恩恵も受けられます。
食事とくつろぎの時間をきっちり分けて過ごしたい家族にオススメなのかもしれません。

インナーバルコニー

ダイニングキッチンには、2畳ほどのインナーバルコニーが接続しています。

周囲を壁と窓で覆われていますが、基本的にはソト空間。
これだけのスペースがあれば大きめのアウトドアグッズもしっかり収納でき、土埃などで汚れることがないため、野菜や果物などの食品庫としても使えそうです。
そのほか災害時の備蓄庫や生ごみの一時保管場所など、通常では置き場所に困るものをスッキリとまとめておくこともできるでしょう。

冬場の植物たちの避難場所にももってこいですね。

個室

玄関脇に設計された6.1畳の個室は、南向きの窓からしっかりと光が差し込む空間です。
蓄熱性や調整性のある無垢床のおかげで、年間を通して、快適な時間を過ごすことができるでしょう。

リビングと離れ、独立性が高いため、夫婦の寝室が向いているように思います。
天棚＆パイプ付きのウォークインクロゼットを利用して、常に美しい空間を維持できると良いですね。

北側の個室は6.3畳。
大きな窓のおかげで、明るく、開放的な雰囲気です。

入室にリビングを通過する必要があるため、子ども部屋に設定することで、家族のコミュニケーションを促すのも良いでしょう。
窓外に用意されたちょっとしたスペースは、日陰に強いグリーンを置いて、気持ちの良い空間を演出したいですね。

洗面室

洗面室には憧れのダブルボウルの洗面台が。
カウンター下の収納を省いたミニマルデザインが美しく、開放的な雰囲気です。

そのほか2つのボウルをカバーする巨大な一枚鏡、スポットライトを移動できるダクトレール、ホテルのような麻素材の床など、随所にこだわりが盛り込まれ、うっとりするような素敵な空間が完成しています。

何より嬉しいのは、開閉のできる窓が付いていること。
太陽の明るさのもと、爽やかな気持ちで身支度できたり、換気でからりとした環境を保てたり、マンションではなかなか難しい、快適な水回りに仕上がっているように思います。

浴室

ゆったりとした浴室は、ベージュとグレーのやさしいトーン。
洗面室同様、開閉可能な窓が備わり、明るく、気持ちの良い空間となっています。

楕円型の浴槽は温度が冷めにくい魔法瓶のような構造で、節水シャワーや乾きやすい床など、便利な機能も満載です。
もちろん追い焚きも可能ですので、家族全員が快適なバスタイムを過ごすことができるでしょう。

トイレ

玄関脇のトイレにも、デザインにこだわったシェルフやホルダーが備わります。

すべての部分に手を抜くことのない、しっかりしたデザインポリシーが浸透しているようです。

【リノベーション内容（2014年）】
・システムキッチン交換
・ユニットバス交換
・洗面化粧台交換
・トイレ交換
・給湯器交換
・玄関収納交換
・WIC造作
・建具交換
・照明器具交換
・フローリング交換
・クロス張り替え
・フロアタイル張り替え
・インターホン交換
・スイッチ交換
・コンセント交換
・カーテンレール交換
・サッシ枠交換

【スタッフのひとこと】
こちらの物件はいかがでしたか？

55棟約1,000戸の過ごしやすいビッグコミュニティー。周囲を豊かな緑で囲まれたエリア内は、広々とした歩道付きの道路が整い、ショッピングセンター、診療所、交番、集会所、公園、プレイロットまで揃う、子育てしやすい環境です。
お部屋はウォールナットの無垢床仕上げで、南面から入るたっぷりとした日差しを味わい、両面バルコニーを通る気持ちの良い風を感じながら、健康的で、快適な暮らしを送れます。オールステンレスのキッチンやダブルボウルの洗面台など、センスの良い設備も必見です。
耐震適合証明取得実績のある安心構造で、1,000万円台の低価格。住宅コストを抑え、自分らしいライフスタイルを実現することができそうです。

環境的にもコスト的にもゆったりと自分らしい暮らしを実現したいご家族に。

ぜひ一度、ご見学ください。