多肉植物の寄せ植えづくり

#ガーデニング #暮らし #遠藤昭

2021/08/25223 Views

writer:遠藤 昭
メルボルン駐在時、300坪の庭にてガーデニングに目覚め、多数のガーデニングコンテストを受賞。著書『はじめてのオージープランツ図鑑』(青春出版社)。

多肉植物の寄せ植え

コロナ禍でおうち時間が増えて、ガーデニングが人気です。
でも、真夏の酷暑の中での作業は大変ですし、8月は多くの草花が休眠するため、園芸店の店頭も少し寂しくなりますね。

そんな時期にオススメなのが多肉植物。
日当たりさえよければすくすくと育ち、部屋の中でも緑を楽しむことができる、とても可愛い植物です。

今回は、クーラーの効いたお部屋の中でも楽しめる、多肉植物の寄せ植えを紹介します。

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多肉植物とは

作り方に入る前に、多肉植物について触れておきましょう。

多肉植物(succulent plants)とは、乾燥した環境に適応する為に、葉・茎・根などの内部に水分を貯蔵する植物の総称です。
おおよそ数千種類存在するとされ、見た目がぷにぷにとした丸っこいフォルムのものが多く、その可愛らしい見た目から、特に小型種はインテリアとしても人気が高くなっているようです。

サボテン科も多肉植物に含まれますが、こちらも種類が非常に多いため、園芸界ではサボテンとその他の多肉植物を分けることが一般的です。

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多肉植物の魅力と育て方

★多肉植物の魅力
・手間がかからず、丈夫で長持ち(乾燥に強く、少ない水やりでOK)
・簡単に殖やせる
・狭い場所でも、屋内の明るい場所でも栽培できる
・形状がユニークで品種も豊富
・綺麗な花が咲く品種もある
・インテリア小物としても様々に使える


★育て方
・水やりは植えて1週間後から11月までは、1週間に1度程度。11月~3月までは、ほぼ不要。
・雨の当たらない、明るい軒下など。冬は日当りの良い窓辺等が良い。
・肥料は、液肥(1000倍)を成長期に1週間に1回程度。または緩効性肥料を生育期の初めに一粒程度。
・植え替えは春が無難(冬型は秋に)。
・用土は市販の多肉用がオススメ。鉢底石を入れ、小粒赤玉5、腐葉土2、川砂1、鹿沼1、燻炭1など。

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つくり方

さあ、早速つくっていきましょう!
1.鉢底ネットを入れます。

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2.ネットが動かないように、割りばしで押さえて土をいれます。

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3.土の量は少な目に!たくさん入れてしまうと、苗が入りません。

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4.苗をバランスよく植えこんで、割りばしで土を敷き込みます。

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5.バランスを直して完成です。

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とっても簡単!
これなら夏休み中の子どもと一緒に、簡単につくれてしまいそうですね。
植物の世話をすることで、感性が磨かれたり、命を大切にする心が育まれたり、さまざまな成長につながるともいわれます。

多肉植物は多くの品種があるため、さまざまな色形を集めて眺めるほか、リースや額づくりも楽しいですよ。
また機会があれば、つくり方を紹介したいと思います。

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